旅とご当地グルメが大好き!日本全国47都道府県を食べ歩いて、食べログの日本地図を塗りつぶしました。そんな私が、おうちで旅気分を味わえるおいしいものをご紹介!
今回は今が旬の戻り鰹。今までカツオのたたきといえば、ゆずポン酢が定番でしたが、昨年高知のひろめ市場で、カツオの塩たたきを食べたところ、そのおいしさに感動!検索したらお取り寄せが可能でした!
鰹の旬は年に2回

スーパーに行くと1年中目にするカツオのたたき。鰹は広い海の中を群れを成して移動する回遊魚で、世界中の海に生息しています。日本では春先には北上し、秋に南下してきます。
春に九州から北上してくる鰹は「初鰹」と呼ばれ、脂が少なく、引き締まったプリプリとした身が特徴です。旬は4月から6月。
秋に北海道から南下してくる鰹は「戻り鰹」と呼ばれ、こちらは脂がのったもっちりした食感と濃厚な味が特徴。たっぷりの脂で、とろ鰹とも呼ばれています。旬は8月下旬から9月。
秋は戻り鰹がおいしい季節なのです。
カツオのたたきといえば高知

高知県は鰹の消費量日本一。特に鰹の表面を焼いて食べるカツオのたたきは、高知発祥の調理法です。
藁で豪快に焼いた鰹を分厚く切り、たっぷりの薬味と一緒に食べるカツオのたたき。ビールや日本酒、白米にもぴったりのメニューです。

昨年の秋、高知県高知市の観光市場「ひろめ市場」を訪れたのですが、カツオのたたきが食べられるお店が、たくさん入っていました。豪快に火柱を上げ、その場で藁焼きを作っているお店も。ただ、歩いているだけでも、とっても楽しい場所でした。

でも、やはり食べなければ、ひろめ市場に来た意味がないでしょう。
というわけで、カツオのたたきのお店をハシゴして、食べ比べをしました。

お店によって、やはり味が違います。でも、共通していたのが「塩」。高知ではカツオのたたきを塩で食べるのが一般的なんです。普通はポン酢醤油ですよね。

いざ、カツオの塩たたきを口に入れると…鰹のおいしさがダイレクトに伝わて来ておいしい!鰹って独特の臭みがあって、それが苦手という話もよく聞きます。でも、高知のカツオのたたきは、鰹自体がおいしいので、塩だけで十分、いや、塩が鰹のうまみを際立たせるのですよ。
たっぷりのニンニクと食べると、おいしさも倍増!
私は高知でカツオの塩たたきだけ、3軒ほど食べ比べしました。

余談ですが、ひろめ市場の後ろに高知城があります。入口まで歩いて5分ほど。カツオのたたきを食べた後で、高知城に上るのは危険です。予想外に長い階段をのぼることになるんです。
天守閣付近で、多分山ほどカツオのたたきを食べてきたであろう、後ろの若い男の子たちが、「やべぇ!戻しそう!これが本当の戻りガツオ」というのを聞いて、飲んでいた烏龍茶を吹き出しました。高知城に上る前は控えめに。上った後に食べましょう。
明神丸のカツオの塩たたき
ひろめ市場で一番人気、いつも行列ができていたのが「明神丸」です。塩たたきを一番はじめにお店で販売したのが明神丸なんです。

ポン酢醤油で食べるのが当たり前だったカツオのたたき。明神丸では藁で焼いた後、天日塩で食べる、本場土佐流のカツオのたたきを、ひろめ市場で販売しました。このカツオの塩たたきがおいしいと、メディアやクチコミで広がって大人気となり、いまや高知ではカツオのたたきといえば「塩」がメジャーになったのです。
明神丸では鰹にこだわるのはもちろん、塩にもこだわっています。高知県黒潮町産の天日塩。汲み上げた海水に、加熱処理は一切行わず、太陽の熱と自然の風の力だけで乾燥させて作った、旨味たっぷりの天日塩です。
藁にもこだわりがあります。以前は高知県の農家から仕入れていましたが、高齢となったため、明神ファームを立ち上げお米を栽培。良質な藁を確保しています。
明神丸のカツオのたたきをお取り寄せ

そんな明神丸のカツオの塩たたきが、ネットからお取り寄せできます。今は戻り鰹が多く出ています。
私は下記の商品を購入しました。
【期間限定】藁焼き職人たたき2節セット〔SKN-1〕 限定600セット
https://www.myojinsuisan.com/SHOP/181467/181629/list.html
9月1日から10月31日までの限定商品です。
楽天でも似たような商品が販売されています。
(2023/09/30 22:30:57時点 楽天市場調べ-詳細)
購入すると到着する日を自分で選ぶことができます。夫婦ふたりだと柵は多すぎるかなと思ったので、息子たちが帰ってくる日を選んで届くようにしました。
届いた箱を開けると…
カツオのたたき2柵(600g)と、特製塩ポン酢30ml×1個、天日塩5g×1袋、特性タレ30ml×2袋、わさび×2袋が入っていました。

食べるときは、冷凍のままの柵を流水を15分かけて解凍。少し芯が凍っているくらいの状態で切り分けます。あまり解凍がすすんじゃうと、身がボロボロしちゃうんですよ。
切り分ける前に、ガスコンロの火で軽く炙って、皮にパリッとした食感をつけました。
切り分けるときは、贅沢に分厚く!

最初は中が凍っているのが気になりましたが、食べるころにはすっかり解凍されていました。
柵の半身を天日塩で、もう半身はポン酢のタレで、食べ比べです。薬味もたっぷり!!

ひろめ市場で新鮮なカツオのたたきを食べているので、私的にはちょっと心配だったのですが、ひろめ市場で食べたものと、ほとんど変わらないおいしさでした。
そりゃぁ少しは味が落ちますけど、その場で出来たてのカツオのたたきと比べるのは酷というもの。

私以外の家族は「おいしい!」と感動していました。

私は、ひろめ市場の塩たたきが強烈に舌に残っていたので、ポン酢の方がおいしいかなと感じたのですが、家族は圧倒的に塩たたきがおいしいとの意見でしたよ。
翌日は朝からカツオのたたきです。なんて贅沢。

残っていた1柵を解凍し、半身を塩だれ、半身をポン酢タレにしました。
塩だれもおいしい!柑橘系の香りが爽やかです。
ポン酢タレはワサビやおろしニンニクと一緒にいただきました。

300gは4人だとあっという間です。
明神丸のオンラインショップには、他にも気になる商品がいくつかありました。
私たちは普段夫婦ふたりなので、大きな柵は購入してももったいないんですよね。それで気になったのが、食べきりサイズのカツオのたたきが入った小分けセット。

今なら期間限定で、「鰹の食べきり小分けセット」というのが発売中です。セット内容は、藁焼き鰹たたきブロック×4パック(合計約350g)、鰹の湯かけ(梅入り)×2袋、鰹の湯かけ(柚子胡椒)×2袋、30mlタレ×4袋、にんにく・しょうが×各2袋。

鰹の湯かけというのは、早い話が鰹の出汁茶漬け。黒潮町の漁師めしで、皿鉢料理を食べああと、残ったカツオのたたきのヅケをご飯にのせ、お湯をかけていただきます。
実際食べたことはないですが、絶対おいしいはず!これ、食べたい!
税込3,780円というお値段もお手頃。9月1日~10月31日の限定商品だけど、敬老の日の贈り物としても喜ばれそうですよ。
カツオ丼の素なんかも販売しています。冷凍庫に入っていると、いつでも食べられていいですね。こういう小分け商品って、とっても便利です。
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今が旬の戻りガツオ。ぜひ、みなさんも味わってみてくださいね。
そして、落ち着いたら、高知に本場のたたきを食べに行きましょう!

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