韓国ドラマやアイドル、そして韓国のメイクや美容方法など、毎日のように何かしらで日本のメディアに取り上げられている韓国の文化。
その中でも、韓国料理は野菜がたくさん使われていて発酵させている食品も多く、ヘルシーで身体によいものが多いですよね。
韓国料理は、美容好きや健康志向の人にとっては、外せない分野なのではないでしょうか。
そのなかでもどの食事であろうと必ず一緒に出てきて、韓国のソウルフードと呼ばれるキムチ。
普段、そんなに食べている訳ではなくとも、なぜか急に食べたくなるんですよね。
お取り寄せ商品を眺めているうちに、無性に食べたくなったので、今回は中山商店のキムチのお試しセットと冷麺と水キムチのセットをお取り寄せしてみました。
それぞれについて詳しくご紹介していきますね!
目次
良いこと尽くめすぎるキムチの効果とは

夏の暑い時にはもちろんですが、冬の寒い日にも野菜がたっぷりとれて、カプサイシンのおかげで内側から代謝を良くしてくれて身体をあたためてくれるキムチ。
つまりは、いつでもオールマイティーに食べたくなって、さらに体にも良いキムチですが、その効能は本当にたくさんあるのです。
1.キムチは世界五大健康食品の1つに認定されている実力の持ち主。植物性乳酸菌が動物性乳酸菌より、生きたまま腸に届き腸内環境を整えてくれるので、スムーズなお通じが期待できる。
2.キムチのカプサイシンには、アドレナリンを分泌する働きがあり、血の巡りを良くし、身体の生理機能の活性化に役立つ。
冬場はもちろんのこと、夏場も実は冷房などで内側から冷えている身体をあたためてくれます。
3.キムチにはビタミンB群、ビタミンC、ビタミンAなどのビタミン類が豊富。脂質の分解が促されるので、脂っこいものと一緒に食べるとグッド!
4.また抗酸化作用のあるβカロテンも含まれているので、お肌をきれいに保ったり、免疫力を高めることにも期待できる。
5.白菜、キャベツ、きゅうり、人参など、野菜が食物繊維を一気に取ることができる。
キムチってとても優秀な食材なのですね。
ただ実は、日本のキムチと韓国のキムチは、すこし定義が違っています。
韓国のキムチは発酵しているものをキムチといいますが、日本では発酵していないキムチでも、キムチと名乗れてしまうのです。
そのため、キムチ風味の調味料につけたものでもキムチと名乗っているので、ちゃんと発酵しているものが食べたい場合は、乳酸菌入りと書かれているものや、発酵という文字が入っているか確認してみてくださいね。
中山商店のキムチとは

中山商店さんは神戸市長田区にある創業50年の韓国食材の専門店です。
現在は他のお店でみられることのないキムチと韓国餅を同時に製造しているとのことで、経験豊富な職人の方たちが、食材を丹念に選定し、日々おいしくするにはどうすればいいのかを熱心に研究されています。
今回、わたしがキムチを食べたい!と思ったときに、これだけは外せない、というものがありました。
キムチって本当にお店もそうですし、スーパーなどで売っているものも、味がその製造会社や人によって全然違うのです。
中山商店さんは「素材・原材料」へのこだわりが凄く、野菜は国産のもの、とくに白菜などは、その時の気象状況に応じて仕入れ産地を変え、唐辛子は本場韓国産の極上のものを目で見て質を確かめて仕入れるなどのこだわりよう。
中山商店の美味しさの秘密 | キムチの通販は創業50年、自家製キムチ一筋の【中山商店】 (nakayamashouten.com)
キムチって、けっこう野菜そのものの味もはっきりと出るので、野菜自体がおいしくないと箸が進まないものも正直あるんですよね。
わたし自身、キムチを食べたいと思っても、酸味がかなり強い、もしくはかなり甘いなど個性が強すぎて、なかなか自分が食べたいものに巡り合えませんでした。
今回、中山商店さんのキムチの原材料にかけるこだわりと、添加物をあまり使用せず、また機械ではなくできるだけ手作りで作業しているというところが気になり、中山商店さんのキムチを購入することに決めました。
とにかく中山商店の商品が豊富過ぎる

中山商店さんの商品ラインナップはとても豊富。
キムチだけでなく、お餅や冷麺、蒸豚など本当にいろいろあるのですが、何から購入するか迷ったときに便利なのがキムチのお試しセット。

こちらは中山商店の屈指の人気商品、「お試しセット」
白菜キムチ(300g)と大根キムチ(300g)、そしてなんとスルメ味付けとゴマの葉の味付け、岩ノリの味付け、計5品入っていて、なんとこのセットに関しては送料が無料!
送料がない場合、税込み2001円で購入が可能です。
(※送料は場所によって別途料金がかかります。また新型コロナウイルスの影響で、当面はゴマの葉ではなく、タコキムチが代替品になっています。)
商品が多すぎて何を購入していいか分からない人や、はじめて頼む人には願ってもないセットですよね。
そしてもう1つ、わたしが今回頼んだのが「中山自家製水キムチオリジナル冷麺セット」

こちらは、中山商店さんの冷麺と水キムチのセットです。冷麺3セット(冷麺たれ付き)と水キムチ1袋(500g)と白菜キムチ(300g)で、1782円(税込み)はお得!(送料は一律990円(北海道、東北、沖縄除く))
冷麺は中山商店さんがこだわりの冷麺屋さんと共同開発した冷麺だそうで、水キムチもこの冷麺のために開発したほど。
ちょうどつるつるさっぱりしたものを食べたかったのと、水キムチも食べてみたいということで購入決定。
ちなみにこちらは秋と冬には販売をお休みしているそうなので、食べたい方はぜひ春から夏の間にかけて頼んでみてくださいね。
今回わたしはこの2商品を頼みましたが、他にも中山商店さんのこだわりのお餅など含め商品が豊富にあるので、サイトをじっくり見て決めるのも楽しいかもしれません。
中山商店のお取り寄せ品、いざ実食!
ここから実際に取り寄せした商品を、レポ形式でお伝えしていきますね!
商品は頼んでから、だいたい4日間くらいで届きました。(関西⇒関東 宅急便)冷蔵便の段ボールの箱で届いて、封を開けた時からほんのりキムチの匂いが感じられます。

さすがキムチだけあって、きっちり封もされていたのですが、しばらく冷蔵庫の中に入れておくと、冷蔵庫の中がキムチの匂いで充満していました。
スイーツとかに匂いがつくとイヤなものは一緒に入れないようにするか、キムチを頑丈な匂いの漏れない、タッパーに早めに入れ替えてしまう方がよいかも。

まずは冷麺から実食

わたし自身、冷やし中華はよく食べているのですが、届いた冷麺を見ながら、そういえば「冷麺」ってそんなに食べたことなかったということに気づきました。
冷麺ってどうやって食べるのだろうと思ったのですが、説明書はとくについていなかったのでネットで調べることに。
だいたい2.3分ほどゆでるといいらしく、付属で冷麺のスープも一緒に届いていたので、そのスープを水に溶かして、一緒に水キムチを乗せてみました。(付属のスープは醤油ベースっぽい感じ。)

冷麺は3つ届いていて水キムチは一袋なので、1回分だけ水キムチの汁に入れて食べるのがよさそうです。
今回は、先に付属でついていたスープの素を使ったのですが、よくよく中山商店さんのHPを読んでみると、この水キムチはこの冷麺のために開発されていて、水キムチの汁に冷麺を入れるのがおススメって書いてありました。
水キムチは、普通のキムチのように唐辛子は入れず、野菜と薬味とを混ぜ発酵させているので辛くはなく、日本でいうと浅漬けみたいなキムチ。
水キムチには乳酸菌がたっぷりで、その汁にもたくさん乳酸菌が含まれているので、汁も一緒にというのは、なるほどです。
水キムチのお味はというと、酸味はほとんどなくて、白菜だけ噛みしめているとほんのりと酸味を感じます。
ほどよい塩気なので、冷麺を茹でている間につまんでいたら、止まらなくて先に水キムチだけ食べてしまいそうになりました。夏の食欲ない時でも、これだけをエンドレスに食べられそう。

そして、冷麺はというと、もちもち!小麦粉とでんぷんで作られているので、麺がつるつるモチモチしていて、けっこうな食べ応えです。
今度は別の日に、水キムチの汁を使って冷麺を食べてみました。

水キムチとその汁を器にいれて、そのまま茹でた麺を入れて食べたのですが、めちゃくちゃおいしい!!
正直、付属のスープ使うより、この水キムチの汁に入れたほうが、わたしは断然好み。
ほどよい酸味と塩味でさっぱりとしていて、さすがこの冷麺の為に開発した水キムチって感じで、納得のおいしさでした。
そして汁までごくごく飲めるし、後から喉が渇いたりするような嫌な感じもないので、食欲ないときとか、夏の暑い日なんかはとくにおススメです。
もし濃い目が好きな人は、ごま油を垂らしてみたり、チャーシューを入れたり、牛筋などの出汁の効いた本格スープで食べるとさらに良いかもしれませんね。
本命のキムチセット実食

中川商店さんのキムチの実食です。5つセットの内の、左側が白菜キムチ、右側が大根のキムチです。
白菜キムチ
白菜キムチって物によっては結構酸味がきついものや、逆に甘いタレのように漬け込まれているものがあって、好みが分かれると思うのですが、中山商店さんのキムチは、本当にほどよいキムチ。
酸味はマイルドな方で、よく噛みしめていくと酸味が分かってきます。そして甘さは人工的なものは一切なく、白菜自体の甘味があります。辛さもそこまで辛くない。
主役にはならないけれど、他のおかずのなかにあると箸休めになる感じでしょうか。それだけでもどんどんイケます。
中川商店さんのHPには、キムチは是非とも調理で使う、豚キムチなど炒めて食べるとよりうまみが増す、というようなことを書かれていたので、早速豚キムチも作りましたよ。

材料は、キムチ、もやし、豆腐、豚肉(バラ)に醤油を少し垂らしてゴマ油で炒めました。
食べてみると、なるほど、本当にうまみが増します。キムチを炒めて熱を通したことにより、酸味が少し増したのと、キムチの材料に使われているアミの塩辛の風味がより引き立つのです。
何よりも動物性たんぱく質の豚バラが、より柔らかくなって旨味が増して、何枚でも食べれそうな勢い。
お鍋に入れてもいいだろうし、とにかくキムチに熱を通すのと、動物性たんぱく質と一緒にとるのは本当におススメ!ぜひ試してみてください。
大根キムチ

大根のキムチは今の季節が7月で、旬の冬場ではないためか、大根自体に辛みがありました。
辛い大根が好きな人にはいいかも。わたしの場合、大根は甘い方が好きなので、冬に購入するともっと大根自体が甘くて良いかなと思いました。
あと、大根の方が酸味も白菜よりも強めな感じです。でも、こちらもそのままでどんどん食べれちゃう感じですよ。
スルメの味付け

このスルメの味付け、めちゃくちゃおいしいです。
味付けは自家製コチュジャンで、甘辛くて噛んでいるとスルメの旨味がじんわりと口に広がります。
ほかほかご飯に乗せて食べたら、ご飯は何杯でもいけちゃいそうです。
おやつにもおつまみにもいいですね!自家製コチュジャンだから、甘いのだけれど、これもまた嫌な後味が残ることもなく、どんどん食べられてしまう。
わたしは結局、おつまみ的にスルメの味付け単品だけを、無心であっという間に食べてしまいました。
岩のり味付け

岩のり味付けは、磯からとれる高級天然の岩のりを使用しているそうで、食べた瞬間ふわっとした食感が口に広がり、ほどよい磯の味でこれまた美味しい!
噛んでいると、のり特有の粘り気のようなものも感じます。
そしてこの日は、たまたま玄米ご飯があったので玄米アボカド丼を作りました。
いつもは玄米+アボカド+トマト+韓国のり+醤油+マヨネーズでつくるのですが、今回は味付け岩のりを使ってつくってみましたよ(というか乗せただけ)

おいしい!正解!醤油とみりんと、ほんのりとニンニクの味がする岩のりと、シンプルなアボカドとトマトが合わさって、あっという間に食べてしまいました。
韓国のりで食べてもおいしいけれど、岩のりは韓国のりのように、水分を含んでもそんなにしなっとしないのもいいです。
岩のりはやはりご飯と一緒に食べると、より美味しく食べれる気がします。
タコキムチ

本来のお試しセットに入っている「ゴマの葉味付け」なのですが、現在は輸入の関係で、当面タコキムチに変更になっているとのことでした。
わたしは、それを見逃していてタコキムチが届いたときに、生ものが食べられないのでしまった!となったので、苦手な方はお気を付けくださいね。
でも、生が食べられないなら、火を通せばいいということで、豆腐と卵ともやしで炒めてみましたよ。
・・・・・・・結論⇒失敗(笑)
タコキムチは、たこの塩辛を唐辛子に漬けてつくられているので、とにかく塩辛い。
ご飯に少量のせて食べる、またはお酒のつまみにはぴったりで美味しいと思うのですが、そのまま炒めたらとにかくしょっぱくて食べられない。
生もので食べた方がいいものは、やはりそのまま食べた方が良いようです。購入するときは、よく見てから購入してくださいね。
まとめ
中山商店さんの商品はほんとうに種類も豊富でいろいろこだわって作っているので、今度はキムチだけではなく、お餅も頼みたいなと思いました。
キムチをおつまみにそのまま食べるのもよし、サイトを調べてキムチを使ったアレンジ料理をするのもよしで、いろいろな食べ方ができるものまたいいですよね。
ほぼ毎日キムチを食べていたら、なんだかお腹からの便りがいい感じになって、お肌も綺麗になったような?
キムチはもともとが発酵食品で体に良いものですし、素材の味がそのまま出てくるので、できるだけ原材料にこだわった、添加物のない美味しいキムチを選んでいきたいですね。
素材選びにも、製造過程にもこだわりがある中山商店さんのキムチ、ぜひ試されてみてください!
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