旅とおいしいものが大好き!日本全国47都道府県のおいしいものを食べ歩き、食べログの地図を塗りつぶしました。そんな私が、旅先で食べておいしかったもの、おうちで旅気分が味わえるおいしいものをご紹介。
今回は私の生まれ故郷でもある秋田のおいしいもの。人気番組「マツコの知らない世界」の「瓶詰グルメの世界」で、マツコが大絶賛していた「いぶりがっことチーズのオイル漬け」と、他にもおすすめの秋田グルメを紹介します。
目次
秋田県八峰町

秋田県の北西部に位置する八峰町は、日本海と世界遺産の白神山地に囲まれた自然が豊かな町です。日本海沿いを走る五能沿いにあり、日本海に沈む夕陽は息をのむ美しさ!八峰町の鹿の浦展望所は夕陽の絶景スポットです。
そして、海の幸、山の幸、そして里の幸とおいしいものもたくさん!
龍角散のCMに登場しているカモミール畑は八峰町にあるんですよ。最近は国産ハーブの栽培も力を入れているんです。
八峰町はアワビの養殖も盛んで、白神山地から流れてくるミネラルたっぷりの湧水の中で真昆布を食べて育ったアワビは、他のアワビと甘さが違います。八峰町農林水産直売所「ぶりこ」では、アワビがふんだんに入ったお弁当が、驚くほどリーズナブルな値段で販売してるので、ぜひ立ち寄って購入してみてくださいね。

白神山地からの湧水で育った酒米を、白神山地の湧水で仕込む日本酒も八峰町では忘れてはいけないグルメ。中でも「ど辛」はキレのある辛さで、日本酒は甘いから苦手という人にぜひ飲んでもらいたい1本。カルパッチョやアヒージョにもあう日本酒です。
「いぶりがっことチーズのオイル漬け」

そんな八峰町で今注目されているのが、「いぶりがっことチーズのオイル漬け」。大人気となったキッカケはTBSで4月20日に放送された「マツコの知らない世界」でした。
全国500種類の瓶詰の中から、ほかほかご飯にあう瓶詰を紹介する「瓶詰グルメの世界」で、“香りも美味しい!食欲が止まらなくなる5選”のひとつとして登場。燻製のアロマキャンドルとまで言われたのですよ。
マツコさんは、ご飯というよりお酒のアテにしたいと絶賛!
実は秋田県ではTBSが放送されていないので、急いで実家にLINEで買って送ってくれるよう連絡したのです。ところが同じようなことを考える人は多いようで、あっという間に県内のお店では「いぶりがっことチーズのオイル漬け」は完売。
製造・販売してるnortecartaは、北海道から沖縄まで全国からの注文が殺到し、すべてSOLDOUTになったのでした。
そんな「いぶりがっことチーズのオイル漬け」ですが、なんとネットでは購入できるんです。しかも価格はお店で購入するのと同じです。
「いぶりがっことチーズのオイル漬け」とは?

そもそも、いぶりがっこって何?という人もいることでしょう。いぶりがっこは秋田県の郷土料理で、冬の寒さが厳しい秋田では漬物にする大根を天日で乾かすことができないため、囲炉裏端に吊るして燻ったものです。
コリコリポリポリとした食感と、燻製された香ばしい香りが、ご飯のおともだけでなくお茶うけとしても、よく食べられていました。
最近は小さくカットされたいぶりがっこが、個包装でパックになったものもあり、お土産に買ってくると大喜びされていました。お土産って甘いお菓子が多いので、しょっぱいいぶりがっこは箸休めにちょうど良いのです。
いぶりがっこをチーズと一緒にオリーブオイルに漬けたのが「いぶりがっことチーズのオイル漬け」。製造・販売しているのは八峰町にあるオイル漬け専門店nortecartaです。

nortecartaとはスペイン語で“北の手紙”もしくは“北のメニュー”。スペインが秋田を通る北緯40度線にあることから、スペイン語の屋号にしたそうです。秋田という北の地域のおいしい食材を、オイル漬けにして全国に届けたいという思いが込められています。

「いぶりがっことチーズのオイル漬け」は、ただ単にいぶりがっことチーズをオイルに漬けただけじゃないんです。秋田の伝統的な調味料「魚醤(しょっつる)」と秋田県産の塩麹が、独特のコクと旨味を出しています。
小さな瓶の中に、秋田の“おいしい”がギュッと詰まっているんですよ。角切りのチーズといぶりがっこのゴロゴロとした食感もたまりません。
発酵食品+発酵食品+発酵調味料発酵調味料!おいしいだけじゃなく美容と健康にも良い瓶詰です。
「いぶりがっことチーズのオイル漬け」のおいしい食べ方

熱々ご飯に乗せて

ほかほかご飯がすすめ瓶詰として紹介されていたのですから、当然ご飯にはあいます。できたら炊きたてのご飯で。熱さで香りがさらに強くなり、口と鼻からおいしさを味わえますよ。
そのままで

お皿にそのままのせてお酒のアテに。前に紹介した辛口の日本酒「ど辛」や、白ワインがすすみます。すすみすぎちゃいます。軽めの赤ワインにもあいますよ。
カナッペに乗せると、おしゃれな一品に。ホームパーティーの時に、持っていくと喜ばれますよ。
おにぎりの具に
ほかほかご飯にあうのですから、おにぎりの具にしてあわないわけありません。ぎゅっと握ることで、ご飯に旨味がしみて、いくらでも食べられそうです。ピクニックに持って行って、青空の下で食べたら、おいしさも格別!
パスタに混ぜて
漬けているオイルもおいしいんです。いぶりがっことチーズ以外にローリエや黒胡椒、ガーリックや唐辛子も入っているので、茹でたパスタとオイルを和えるだけで、簡単においしいペペロンチーノ風パスタの完成です。
サラダに

葉物野菜の上にトッピングとしてのせ、オイルはドレッシング代わりにまわしかけて、サラダにして食べるのもおいしいですよ。春菊など、ちょっとクセのある野菜も、おいしく食べることができます。
ポテトサラダに混ぜると、こちらもオトナのポテトサラダとなりますよ。ジャガイモを茹でてつぶしたら、バターやサラダオイルのかわりに、瓶のオイルを少しまわしかけておくのがおいしく作るコツ。
バゲットにのせて

私のイチオシは薄くスライスしたバゲットに、トマトをのせ、その上に瓶からいぶりがっことチーズの取り出してのせ、最後にほんの少しオイルをたらしたら、オーブントースターで3分(時間は機械や好みで変えてくださいね)
オイルのしみたバゲット、トーストしたことで甘味が出たトマト、とろりとやわらかくなったチーズ、燻製の香りが増したいぶりがっこ、もう~~~~予想をはるかに超えたおいしさでした!
白ワインが水と化しましたよ。グイグイすすんじゃう危険な一品です。
まだ、試してはいませんが、絶対カレーのトッピングにもあうと睨んでいます。その場合ルーではなく、ご飯の上にトッピング。オイルのしみたご飯とカレーの相性は間違いないはず!そこにチーズといぶりがっこですから、カレーの新たなるおいしさと出会えそうです。
「いぶりがっこのタルタルソース 燻」

もうひとつのおすすめは、秋田県南部に位置する湯沢市の伊藤漬物本店で製造・販売している「いぶりがっこのタルタルソース 燻」。実はこちらも「マツコの知らない世界」で紹介されたんです。
「全国の道の駅から発掘! 野菜・お肉・ご飯がどんどん進む激ウマご当地マヨ系ディップソース4選!」で、宮崎県 生タルタルソース南蛮用、沖縄県 石垣島牛マヨ、北海道ブルーチーズディップとともに紹介されていました。

いぶりがっこのタルタルソースは最近他のお店でも見かけますが、こちらはいぶりがっこだけじゃなく、中のゆで卵も燻製されているので、香りが違います。

フライに添えるだけじゃなく、スティック野菜のディップにすると野菜の甘さが引き立ちます。そのまま食べてもお酒のアテにぴったりです。
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ブラックペッパー入りもあります。
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秋田のおいしいものは、まだまだたくさんあります。自由に旅行に行ける日は、きっともうすぐ!今はお取り寄せで秋田の味を楽しんでくださいね。
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