こんにちは。トリヨセマンライターのSです。先日、礒永水産さんの「あおさ商品と不知火ジャム、不知火ジュースセット」が届いたのでご紹介させていただきます。
磯長水産さんは鹿児島県出水郡長島町というところにあります。地図を見てみると鹿児島県の南の方にある「島」ですね。
1周約40kmと小さいですが、これはきっと、海の幸山の幸が豊富な土地柄ですよ。絶対おいしいに決まっている!と期待しながら開封しました。
あおさ3袋、あおさの佃煮、不知火ジャム、不知火ジュース、盛りだくさんのセットです。
それではさっそくいただきま~す!
磯の香りとうまみ「あおさ」
乾燥した「あおさ」20gが3袋入っていました。

あおさはヒトエグサという海藻だそうです。見た目は乾燥わかめを軽くしたような感じ。カサカサに乾燥していますが、乾物のにおいではなく「磯の香」りがします。
まずは生でそのまま、つまんで食べてみます。カリサクシャリとした軽い歯ごたえ、口一杯に広がる磯の香り、かすかな苦みと絶大なうまみ。
海苔好きにはたまりませんな。唾液でほどけて海藻感が出てくるのがGood。ただ、海の恵み感が強すぎるのか、うちの家族には「そのまま食べる」はイマイチ受けませんでした。好みの分かれるところですね。私は好き!
では、料理にも使いましょう。調味料も何もついていない、シンプルイズベストの青さですから色々アレンジできそう。
まずは定番の味噌汁にイン!
あおさを入れた味噌汁といえば沖縄の「アーサー汁」が有名ですが、今回はシンプルにインスタント味噌汁にトッピングしてみました。
見て!

具のほとんど入っていないインスタントが、料亭の味噌汁にグレードアップ。
そのままはちょっと……と言っていた家族も「味噌汁うまい、うまい!」とおかわりする、大満足のお味でした。
ごはんがすすむ「あおさ佃煮」
内容量100g
こちらは海苔の佃煮。あまじょっぱい味付けに白いご飯がはかどるはかどる。変な化学調味料の味がしないので、後味もスッキリしています。
ごはんのおかわり必須! おにぎりの具にもよさそうです。

「不知火ジャム」
不知火は清見オレンジとポンカンを交配してできた柑橘類。あのデコポンは不知火の一種だそうです。旬は春先、2~4月のスーパーでよく見かけます。
ジャムのふたを開けると不知火そのものの色、香りもまんま不知火です。さわやか。少し舐めてみると、甘い。ジャムだから当たり前ですが、柑橘系でジャムというとママレードのイメージがあって、苦みを覚悟していたら、甘みが全面に来るのでちょっとびっくり。
そして、圧倒的な果肉感。これはパンだけでなくヨーグルトも合うなあ、なんて考えていると横で娘が言いました。
「ママ、これ、永遠に食べ続けられるんだけど?」
いや、おいしそうにスプーンですくって食べてるけど、そのペースじゃすぐになくなっちゃうよ。

原材料は「不知火、てんさい糖、オリゴ糖」のみ。なので保存性は良くなさそうですが、ジャム好きならすぐに食べ切っちゃうので、あまり気にしなくてもよさそうです。
パンに塗るとテクスチャーは普通のジャム。もちろん、間違いなく美味しい。サンドイッチもトーストも、どちらにも合います。
甘さが強すぎないので、フルーツソースのようにも使えます。プレーンヨーグルトとの相性は控えめに言って最高、でしたよ。
飲む酢「不知火ジュース」
「飲む酢」と書いてある「不知火ジュース」。ジュースかお酢か、どっちなんだ、決めかねている生産者の迷いが伝わってくるパッケージです。
見た目は、果汁感の強いオレンジジュース。しかしジュースだと思ってそのまま舐めてみると……すっぱ! 酢! 酢ですよ、これは。

では「酢である」と認識を改めながら、説明書きを参考に、炭酸水(無糖)で割ってみましょう。だいたい3~5倍で薄めると書いてあるので、濃いめのカル●スを作るくらいの感覚で。
シュワシュワ……なにこれ、うまっ! お酢っぽさは残るものの、飲みやすい柑橘系の炭酸飲料ができました。昔あった「つぶつぶ系のミカンジュース」の令和進化形とでもいいましょうか、不知火の甘酸っぱさが前面に出て、毎朝飲んだら健康になりそうな味。スッキリ!
炭酸が苦手な方は水で割ってもいいでしょう。
私のおすすめは牛乳割りです。お酢特有のあの感じをミルク感がキレイにかき消し、かわりに甘さが全面に出てきます。
まとめ
どの食材も、余計な調味料や加工がなく、素材の良さがしっかり活かされた味わいでした。自然の恵みたっぷり。おいししかったです。ごちそうさまでした!
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